スペインの世界遺産エスコリアル宮殿
1人でぶらりと海外旅行に行くお金はあるのですが、
時間がないランディーです。こんばんは。
そんな私のための脳内旅行企画。行ってないのに
いったふり。変な意味でとらないで下さいよ。
スペインの黄金時代を築いたフェリペ2世とエスコリアル修道院
13世紀から約700年間続いたハプスブルク家の
フェリペ2世がスペインの中央に位置する
マドリードを首都にすることを決め、
エスコリアル宮殿(El Escorial)=エル・エスコリアル修道院を
建設しました。
エスコリアルはハプスブルク家の先祖の霊を守る
修道院でありながら、世界各地に指令を送る
スペイン王国の本部でもありました。
ザビエルで有名なイエズス会のアジト
1534年にイグナチウス・ロヨラによって設立
されたイエズス会もここを拠点にカトリックの
布教活動をしていたそうです。
現在は世界遺産となっていて、マドリードから45キロに
位置していて、日帰りの観光地となっています。
修道院、図書館、博物館が宮殿の中にあります。
ハプスブルク家の墓所にもなっている。
フィリップ2世(フェリペ2世)はもちろん、
カール5世の霊廟もここに存在しています。
霊廟(れいびょう)=先祖の霊を祭る建物。
上の動画にでてくる英単語
heretic=異教徒 reformation=改革、
再構成 enigmatic=不思議な
introvert=内向きの monarch=君主
monastery=男子修道院
embrace=含む basilica=聖堂
動画の後半でハプスブルク家の人々の霊廟がみられます。
エスコリアル修道院は花崗岩で出来ています。
御影石といったほうが日本人にはわかりやすいですね。
フィリピンという国名の由来
フィリピンという国はフィリップから来ています。
父カール5世はヨーロッパとアフリカを飛び回りましたが、
フィリップ2世はエル・エスコリアルに篭って
中央から指示をだしました。
それゆえに書類王というあまり格好よくない
渾名をもらっています。プロテスタントとどうやりあうか
練っていたに違いありません。
そんな彼でありますから、オーストリアハプスブルク家
が下したプロテスタントを認めるアウクスブルクの和議には
はらわたが煮えくり返る思いをしたことでしょうね。
ハプスブルク家についてよくわかる本
ハプスブルク家の始祖ルードルフ1世から、
マクシミリアン1世、カール5世、フィリップ2世
マリア・テレジア~ウィーン会議、
オーストリア・ハンガリー二重帝国そして
サラエボ事件までをコンパクトにまとめている
超良書!
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これをみとけばもういかなくてもいいや。
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