ランチェスター戦略をビジネスや生活に活かす知恵

ランチェスター戦略をビジネスや生活に活かす知恵

2週間に1回の自分のご褒美であるビストロでの一人ディナーのお金を捻出するために日々戦略を立てているランディーです。

※この記事はコロナ以前に書かれたものです。

「プチ断食ってデトックス効果もあって凄く体にいいんだよ!」とか周りにいいつつ目的はそのビストロに行くためだったりします。

あなたに於かれましては、私のように前妻どころか世間からも三行半を絶えず突きつけられている孤高のダメ人間=ランディーのようなアホな戦略ではなく、しっかりしたランチェスター戦略を学んで様々なことに活かして頂けたらと思います。

今回はこの本から

小さな会社儲けのルール
ランチェスター経営7つの成功戦略(竹田陽一氏)

ランチェスター戦略・ランチェスターの法則とは

ランチェスター戦略とは(Lanchester’s laws)イギリス人のフレデリックランチェスター氏によって考案された2つの軍事的法則です。

ランチェスター氏はランチェスターエンジン会社という会社で車を製造販売していましたが、経営は振るわず会社は大手に売却されました。

第一次世界大戦が起こった1914年にランチェスター技術研究所をつくりこの2つの法則を世に発表しました。

第一法則 戦闘力=兵員数×武器性能
第二法則 戦闘力=兵員数の2乗×武器性能

この二つの方程式です。

第一法則は接戦、体当たり戦であり兵力数に違いがあっても
戦死者、損害の割合は同じである。

第二法則では、双方の武器性能が同じで射程距離が長い兵器を使い
離れて戦うと双方の力関係は2乗比になる。

自分が弱者か強者かで使う戦略が違ってくる

強者と弱者

第一法則が弱者に、そして第二法則が強者に有利に働きます。

ランディーは考えるまでもなくハイパー弱者なのですが、どうやって判断すればよいでしょうか。

たとえば、日産やマツダ、ライオンやコニカは大企業です。
しかし、これらの会社は業界内では2番手以下であり、業界の中では
弱者になるのです。

竹田氏のこの本は2002年の本なのでコニカがコニカミノルタになる直前に書かれたものですが、判断基準としては申し分ないですね。

ランディーは勿論、あなたも弱者ってことでいいですか?(失礼)

日産はゴーンのせいで大変なことになりましたね。マツダは以外と頑張っているほうでしょうか。

弱者としてランチェスター戦略を使い倒す

本の中には弱者のための経営戦略10か条がしるされているのですが、
その中から4つ引用します。

1 弱者は先発会社と差別化し、同じやり方をしない
2 弱者は強い競争相手がいる業界には決して参入しない
3 弱者は目標を得意なもの一つに絞る
4 弱者は軽装備で資金の固定化を防ぐ

4番目には衝撃を受けました。

経済アナリストの森永卓郎氏は専業主婦と子供と住宅ローンは人生の三大不良債権といっていますが、ランディーはそれらの何一つとして所有していないからです。

バツイチ、子無し、賃貸生活。知らずしてランディーはランチェスター戦略を実践していたわけです!

ランディー改めランチェスターと名乗ってもいいですか?

えっと、その憐みを含んだ失笑やめてもらえませんかね。

ランディーが活躍できる場所は世界広しといえどこのブログだけなのでどうか大目に見てやってくださいTT

ということで、何も会社経営の戦略だけに用いるのではなく、この人生を生き抜く上での戦略にも応用できるアイディアがこの本には満載されています。

中小企業の経営者の方々に絶賛されている本ですが、普通のビジネスマンの方にも有用です。

インターネットビジネスにランチェスターの法則を活かす

さて本書には経営の8大要素というものについて詳しく書かれています。

それらは商品対策、エリア対策、客層対策、営業対策、顧客対策組織対策、資金対策、時間対策の8つです。

上の8つを順番に当てはめてみますと、インターネット上で物を売るときは、何を売るかが大切で、エリア対策は日本がターゲットの場合しなくてもよく、客層対策は商品対策に含まれていて、営業はしなくてもよく、顧客対策や組織対策はおいといて、資金はほとんどかからず、時間は細切れでよい。という風に、ランチェスター戦略を実践する上でも大変有効であることが分かります。

興味のある方は別ページに記事を書いてあるのでご覧ください。

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