犬ぞり!男のロマンに人生をかける男性に感涙する中年

寒い寒い季節がやって来ました。
冷え性の私はテンションだださがりです。

笑いという人と人とのコミュニケーションを円滑にする手段において
季節に関係なく年がら年中滑りまくっているランディーです。
こんばんは。

ですから滑るものとは相性がいいはずなんですね。
ウィンタースポーツ全くやりませんが。

今回は友人の友人はアルカイダ的な繋がりで素晴らしい男性と知り合う
機会がございました。

犬ぞりレースの第一人者、今野道博さんを応援したい!

今野道博

今野道博さんは1962年にかつては石炭産業で栄えた
北海道芦別(あしべつ)市にお生まれになられました。

車なしでの生活は考えられない地方都市で、ゆるくデジタル化
された環境の中適当にやりすごしているランディーとは
違って、20代の時にご自分でログハウスを建て、
そのログハウスに見合うような男になりたいと犬ぞり
をはじめました。

今野道博さんのホームページ

1988オープン・ノース・アメリカン・チャンピオンシップ優勝

オープン・ノース・アメリカン・チャンピオンシップ

この大会は短距離の犬ぞりレースでは最大のものの一つです。
今野さんは1988年に日本人初としてこのレースで
優勝しました。

このことでなんとアメリカの永住権が与えられ、現在は
アラスカに住んでいらっしゃいます。

私はかつてアラスカの大学進学を考えたことがあること
くらいしかアラスカとゆかりがありませんが、
今野さんを訪ねたついでにオーロラを見にいつかかの地に
足を踏み入れたいものです。

2003年の怪我から復活2018年のアイディタロッドレースを目指す

今野さんは41歳の時、練習中に怪我をし3年間のリハビリを
余儀なくされてしまいました。

そして46歳、復活後のレースでまたもや左足の靭帯を
損傷してから一旦引退することになります。

それ以降も犬ぞりレースにかける情熱は一向に治まる気配が
なくトレーニングも再開し、今回アラスカを横断する
長距離のアイディタロッド犬ぞりレースを目指しています。

なんと1600キロを10日前後で走るという
とんでもなく過酷なレースとなっております。

北ルート

2018年のレースは北ルートの↑だと思われます。
1日160キロを極寒の中で走破しないといけません。
冷え性の私には到底考えられない拷問です。

冒険のスリルを味わうために世界から男女が集まる

アラスカ、アイディタロッドレース。

母なる自然が織り成す最も美しく且つ最も起伏の多いコース。
荒涼としたツンドラ、凍った川、吹きさらしの海岸
とびっきりの氷点下、そして視界も悪いことが多い中、
マッシャー(犬ぞりの運転手)と犬たちは何を思って
疾走し、何を思って眠りにつくのでしょうか。

マッシャーは世界中からアイディタロッドを目指します。
地元の人や漁師さん、弁護士さん、お医者さんやアーティストの
方など様々な人々が参加します。

想像ですが、自分が確かに生きている!という実感も体験
できることの一つなのでしょうね。

私はというと先日年上のスナックのママにハグを求めて
応じてもらい確かに生きている!という実感を得ました。

何をどうやったらこれほど人生に差がつくのでしょうか。
私は酷い低レベルで生き恥を晒しています。
ですがこれもまた冒険といえましょう。

犬ぞりレース参加には600万円もの資金が必要!

600万円の中には大会参加費、スノーモービル、犬ぞりと
それ関連の付属品、わんちゃんたちの餌代なんかと準備期間から
膨大なお金がかかります。

そして大会一位の賞金はなんと75000ドル(約840万円)
1位になっても経費を差し引くと240万しか手元に
残りません。

10位入賞も凄いと思うのですが賞金は31000ドル。
こうなると260万円の赤字。

これはもう賞金目的ではなくロマン追求のみということが
分かりました。

犬ぞりレースは日本ではマイナーですし、大規模なテレビ中継
がされるわけではないのでスポンサーも付きにくいです。

今野さんもクラウドファンディングなどで資金を調達されようと
していますが、傍目から見て苦戦しているようです。

今野さんのキャンプファイヤークラウドファンディング

男のロマンに協賛できる方、どうか一口でも宜しくお願い
致します。