クレジットカードの歴史とカード破産 アメリカ中流階級の崩壊と闇

クレジットカード破産

首が回らないのは借金のせいではなく、
寝違いが理由なランディーです。こんばんは。

クレジットカード大国アメリカの悲惨な中流階級崩壊の
事情を見て学べることは学びましょう。

クレジットカード誕生のヒントを与えたエドワード・ベラミー

エドワード・ベラミーは1887年に「Looking Backward」
邦題「顧みれば」というユートピア小説を書いたアメリカ人です。

日本で1971年に出されたこの本はアマゾンでは中古しかなく
4300円もします。

この本の中で「credit card」という言葉が11回出てきます。
2000年にアメリカ?は社会主義的ユートピアを作っていた!?
という内容のお話なので、このクレジットカードは政府から
配当金を受け取るためのカードという意味で使われています。

使われ方は違っていてもともかくこの本がクレジットカード
という言葉の由来になっているのでしょう。

クレジットカードの前身はチャージコインと呼ばれたもの

クレジットカードの前身チャージコイン

画像のようなチャージコイン、チャージメタルと呼ばれるものが
1800年代後半から台頭し1930年代頃まで使われていました。

穴が空いているものが多く、それらは車の鍵リングに取り付け
られるようにするためのものです。

ガソリン自動車が誕生したのが1885年頃。それ以前は蒸気
自動車。この自動車黎明期に車を所有できたのはお金持ち。

チャージコインは大金持ちが財布を持たずに気軽にショッピング
できるということでブレイクしたのでした。

コインの裏にはID番号が刻印されており所有者が分かるように
なっていますが名前がないため拾えば誰でも使えました。
身なりは気をつけないと一発でばれたでしょうけど。

それから100余年。現代に住む私ランディーは未だに財布を
持たずに気軽にショッピングどころか、財布を持っていても
何かこう、おどおどしている男の中の男です!

世の中どうなっているのですか!

1921年にウエスタンユニオンがチャージカードなるものを発行

ウエスタンユニオンは海外送金する方にしか日本人には
なじみのない金融及び通信事業の会社です。私は銀行だと思って
いたのですが、どうやらそうではないようです。

1800年代後半に電報を使った送金サービスで一大帝国を
築き今でも存続しているモンスターカンパニーです。

1921年にウエスタンユニオンによって世に出された
このチャージカードが現在のクレジットカードの原型でしょうか。

1940年代に入ると石油会社が石油製品を売るために
チャージカードを使い始めることとなります。

1930~1950年代はチャージプレートの時代

チャージプレートには顧客の名前、町、州が浮き彫りにされました。

チャージプレートの画像はこちらのサイトにあります。
(Afflictor.com)

この頃から本人確認のためのサインが裏面に紙でつけるようになります。
デパートなどでの上得意客が持つことができたようです。

面白いのは顧客がそのプレートを持ち歩くのではなく、それを発行した
会社が保存するというシステムです。デパートが発行したものであれば
そのデパートでだけ出向いたときに使えるというもの。

多目的使用のクレジットカードの原型はダイナースクラブ

それまで発行した会社でしか使えなかったプレートですが、
1950年ダイナーズクラブの創設者であるラルフ・シュナイダーと
フランク・マクナマラが1枚のカードで複数店舗利用できるカード
を作りました。

そして1958年にアメリカンエキスプレスが追随する
ことになります。

バンクオブアメリカ=銀行が近代的クレジットカードを作った!

バンクオブアメリカ

1958年。バンクオブアメリカがカリフォルニア州のフレズノに
バンクアメリカード社を設立しました。

フレズノでは住民の45%がバンクオブアメリカを利用して
いました。そこでその銀行は6万人の顧客にカードを送りつけ
地域の商人達にもそのカードを受け付けるよう有利に交渉が
できたということです。

1976年にはバンクアメリカードが共通ブランドである
Visaで統一され今日に至るわけです。

1970年にはアメリカで1億ものクレジットカードが
流通していたそうです。

2000年代アメリカ中流階級崩壊

このユーチューブ動画が悲惨なアメリカ中産階級を描いています。

当時ハーバードロースクールの教授であったエリザベスウォーレン女史
(現在は マサチューセッツ州代表上院議員)は動画の中で
一昔前の夫の収入だけで容易に生活できた状況は彼らの子供世代では
一変してしまったと言っています。

これは日本でも全く同様ですね。ランディーの両親は人生で2回家を
建てていますが、私は一回も建てる予定(余裕)はありません。

カーター政権時代にクレジット会社の暗躍がはじまる

クレジットカード会社

第39代大統領ジミー・カーター政権時からアメリカのクレジット会社は
政府にクレジットカードの金利の上限を撤廃するようロビー活動を
はじめます。

2000年代、契約書の量が膨大なものに変貌する

クレジットカード契約時の契約書は1980年では1ページと半分くらいでした。
ところが2000年初頭にはそれが30ページ以上に膨れ上がっており
ロースクールの教授であるウォーレン女史にも理解するのが難しい文言が
並べ立てられています。

それらは消費者を守るためのものではなく、陥れ金利をしっかり払わせる
為の罠であると彼女は言っています。

消費者が破産して支払い能力がなくなっても、その前に金利で
十分利益を得ていた場合は債権を回収会社に売って更に利益を得ている
ようです。日本も同じでしょうね。物凄い脅し電話がかかってくるようです。

イギリスの超絶怖い債権回収人

中流階級を保つには上流階級なみの収入が必要

住宅、健康管理費、子育てにかかる費用、運賃、生活費などが
劇的にあがっているのに収入はずっと横ばいなので当然の帰結と
なります。

健康保険に加入していない人が多いアメリカでの医療費の支払いに
クレジットカードが神として利用されているとの事。

大病で一発破産がありえるのですね。怖すぎます。

クレジットカードのフェアなルール作りが必要であるとこの動画を
占めています。絵空事もいいとこですね。

元本が減らないリボルビング払いがアメリカの主流

最低支払額だけクリアして残りを次月以降に回すという自転車操業を
どんな買い物に対しても平気でやってしまう人がカード破産に
追い込まれてしまうのでしょう。

支払いがきつくなってきたらまた別のカードを作る。そうやって
カードが10枚くらいになると新規カードが作れなくなる。

良い家に住んで、良い家具良い車を全てローンで購入してから
真綿で首を絞められるようにじわじわと生活が破綻してくるのです。

ランディーの飲み友は支払いの時いつも率先してクレジットカードで
支払いそのあと料金を折半します。

ポイントを稼いでいるわけですね。同級生ですが社長です。
金銭管理がしっかりしています。1円も無駄にしません。

クレジットカードは分割で物を買うものではなく、どうせ払わなければ
いけないものに一括で支払いポイントやマイレージをためるもの
だと思います。

しかし皆がこんな使い方をしたらクレジット会社は儲かりませんね。
リボ払いしてくれる客、分割で使ってくれる客、そして
キャッシングまで利用してくれる客の生き血を吸って稼いでいる
わけですね。

というわけでクレジットカードの歴史とカード破産の恐怖を
ランディーが寒い寒い自室から手をかじかませながらお伝えしました。
昨日コストコで買ってきた大きいひざ掛けも手までは温めて
くれませんでした。

懐はそんなに寒くないのでよしとします。

アメックスセンチュリオンカードのゴージャス記事はこちら


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コメント

  1. 今後とも楽しくブログを更新し続け、今よりも楽しませて下さいね。

      • kizoku
      • 2016年 12月 11日

      リサイクルプロショップ様

      コメント有難うございます。
      ランディーです。

      はい、頑張りますのでよろしくお願い致します。

      ありがとうございました。

      ランディー

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ランディーのプロフィール

profいやね!
アラウンドフォーティーな自由人。 バツイチ子無し独身、一人暮らし。 子供は好きだがこれから育てようとは 思わない。よって再婚はない。 残りの人生をダンディーに楽しむのみ! 趣味はテニス、ピアノ、エレキベース。 いずれもど下手なので愉しみがいがある。

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