永井荷風にぎり飯を読んで続編を書いてみました。お暇な方どうぞ

育ちは悪いですが、志は高いランディーです。こんにちは。

ブルジョワを目指し舶来の香りを感じて手にしたフランス書院。
これで私の高校時代は文学とは程遠いものになってしまいました。

そんなおばかで無教養の私が、短いし読みやすい、タイトルに
食料が入っているという低脳で食いしん坊な2つの理由で
青空文庫からチョイスした永井荷風のにぎり飯を読んでみたのですが、
当然彼が言わんとしていることが分かりません。

にもかかわらず、ここでその続編を披露しようとしている
のですからその厚顔無恥ぶりもなかかなのものだと悦に入っている
次第です。

永井荷風のにぎり飯のあらすじ

青空文庫のにぎり飯はここからすぐ読めます

あらすじを光速で。
1945年3月10日の東京大空襲で妻子と生き別れた佐藤と
女児を連れ夫と生き別れた千代子が2回握り飯を一緒に食べた縁で
一緒におでん屋をはじめることになるが、そこに千代子の生き別れた
夫が女連れで飲みに来て夫婦互いに顔を合わせるも言葉を発せず
よりを戻そうと言われたらどうしようとおでん夫婦は困惑するが
男はそれいらい来店することはなく、おでん男佐藤が追跡調査
すると男はパンパン屋だから復縁せまってこないから安心だよ
ってことで終わる。

ラストでおでん女にパンパン屋にあがったのか尋ねられて
おでん男はパンパン屋であることを突き止めないといけないから
お茶代70円取られたという。

パンパン男がおでん屋で払った会計はお酒3杯とおでん少々で
四百三十四円だった。ということでパンパン屋で支払った70円
という金額は本当にお茶の金額である。

低脳ランディーにぎり飯続編

「あなた。パンパン屋にあがってお茶代70円で済むわけ
ないぢゃありませんか。それにパンパン屋かどうかなんて
わざわざ入らなくてもわかるんぢゃありませんの」

佐藤は痛いところを突かれた。事実しっかり遊んできたのだ。
それに70円どころか1円だって払っていない。事がうまく
運んではいたが自分の詰めの甘さに嫌気が差した。

佐藤はパンパン屋と直に接触していた。自分は手伝いで
千代子を雇用しているものだがおでん屋に女連れでやってきた
あなたをそして何も言わずに去ったことにたいして相当な
ショックを受けている。しかしなんとしてでも貴殿と復縁
したいと言っている。女手一つで娘を育てていくのは辛い。
なんとか探して欲しいと依頼されこうして今あなたの目の前にいる。
おでん屋で連れていた女性と別れてなんとか彼女の元に
帰っていただけないだろうか。

パンパン屋は千代子と生き別れた後闇市で材木を売った金を
資本にパンパン屋を開き営業者特権で商品にも当然手をつけ
一大桃源郷を築きこの世の春を謳歌していた。

このおでん屋は千代子の夫か愛人と思い安心していたが
そうではなかったのか。

「旦那、私は見つからなかったということにしてくれませんか。
もちろんただでとはいいません。好きな娘とあがってもらって
構いませんから。」

イエス!佐藤は心の中でガッツポーズをした。

「ねえ、あなた。聞いているの。入ってみなくったて
わかりそうなものぢゃありませんか。」

「いやパンパン狩りなんてものもあるだらう。外からは
分からなくしておくものなのだよ。」

「それだったら外国兵はどうやってそこを
さがしあてるのでせう。」
千代子の言葉のジャブが正確に佐藤のジョーを捕らえた。

「え、英語で張り紙か何かしてあるのではなからうか」

「はあ、そんなものでございませうか。そろそろご飯に
しませう。」
千代子は台所に消えていった。

夕食に出たにぎり飯の中には大きな大きな石が入っていた。

おわり

何ゆえ休日の昼間にこのようなことをしているのか
書いている途中から急激にむなしくなりましたので
適当な終わり方になってしまいました。

↓おにぎりレシピでベストセラーとのことです。

永井荷風という金を使いきれずに孤独死した放蕩作家

一回結婚して、そして離婚して、その後は死ぬまで独身で女遊びをしながら
小説を書いていた永井荷風氏。エリート官僚であったお父さんからの
莫大な遺産があり、物書きをしなくとも充分に食っていけたようです。

死ぬ間際の79歳少し前に歩行困難となり、近所にご飯を食べに行く
以外は外出しなかったようです。そして一人で死んでいるところを
通いの女中に発見されます。

永井荷風氏の自宅でのご遺体写真は今でもネットでみることが
できます。

部屋に対して斜めに配置された座卓、その上には乱雑に本などが
おかれており遺体の周りには火鉢、カゴ、ボストンバッグ、ごみ
らしきものが散乱しています。

そのボストンバッグの中には氏の全財産が入っていました。
土地の権利書、預金通帳など。通帳の額面は2000万円ほど。

このボストンバッグは外出時いつも持ち歩いていたとのこと。
落としたりひったくりにあったらどうするのでしょうね。

実際電車の中で置き忘れたことがあったそうです。無事返って来た
ようですが。

女性以外には吝嗇変人だったみたいです。

孤独死の大先輩永井荷風先生。
私はどんな孤独死を迎えるのだろうかと考えさせられました。


関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ランディーのプロフィール

profいやね!
アラウンドフォーティーな自由人。 バツイチ子無し独身、一人暮らし。 子供は好きだがこれから育てようとは 思わない。よって再婚はない。 残りの人生をダンディーに楽しむのみ! 趣味はテニス、ピアノ、エレキベース。 いずれもど下手なので愉しみがいがある。

ツイッター

ページ上部へ戻る